Hoi4北欧同盟プレイ 第2回
前回のあらすじ
北欧の架空大国、北欧同盟でプレイ開始。
現状を確認するも、人口少なすぎて困惑。
方針を決める
やあ、フランカーだ。
前回の続きということで、Hoi4北欧同盟プレイをやって行く。
北欧同盟の現状を確認し、大国としては中途半端な国力を把握した訳だが、
それらの情報を元に今後の方針を決める。
まずは前回紹介し忘れた政治タブを紹介しつつ考えて行こう。
政治体制は民主寄りの中道。一応共産の支持もあるため、赤化も視野に入るかと言った所。
少なくともファシに行くにはちょっと遠そうだ。
国民精神を見ると、スウェーデンが元々持ってる中立政策が一際目を引く。
要約すれば、外国への干渉が大体できないよということなのだが、戦争するゲームで戦争はおろか同盟も作れない国民精神はしんどいと言わざるを得ない。
準備不足の軍隊とあわせ、序盤に戦争するにはとことん向かない国と言える。
とは言え今回は固有の国家方針があるため、その内容次第ではどうとでもなりそうだ。
ということで国家方針画面ドン!
見慣れた汎用国家方針と違い、それなりに充実していることが分かる。
政治ルートは民主、共産、ファシとどのルートも進めるようになっているし、何なら陣営に直接加盟できる国家方針もある。
普通に考えれば陣営に加盟して少ない人口を補うのが定石だろうが、ここで内政ルート内に面白い国家方針を見つけてしまった。
なんと、2つ両方取ると7%の徴兵バフがかかるのである。
大規模動員と組み合わせれば12%となり、
それを北欧同盟の全人口1660万人と掛け合わせると…
199万人
199万人もの兵士を動員できるのだ。
実際に戦争する頃には人口の自然増で多少増えているはずなので、
200万を超える人的を確保できる計算となる。
これは大規模動員時のフランスに匹敵する動員数となり、正に大国級である。
ちなみにこのゲームをやってる人なら既にお気づきの方も居るとは思うが、7%の徴兵バフというのはバニラにも存在する。
そう、何を隠そう汎用国家方針のファシルートにも同様のバフがあるのだ。
しかしながら汎用方針の場合はファシストにならなければその恩恵を受けることができないのに対し、
Winer Wors環境ではどの政治体制でも同様のバフが得られる。
ならばその利点、生かさない手はない。
ということで選択肢からファシが消え、以下の3つに絞られたと言えよう。
①民主化、連合入りルート 仮想敵:枢軸、ソ連
②共産化、全世界革命ルート 仮想敵:共産主義でない国全て
③中道維持、独自陣営ルート 仮想敵:ソ連、枢軸、場合によっては連合
今回はほぼ独力でどこまでやれるかを示すため、中道ルートで行こうと思う。
降りかかる火の粉を払い、独自の勢力を打ち立てることを目指すことになるだろう。
200万も動員できるのであれば、タイミングさえ見計らえば超大国すら打倒しうるはずだ。
内政スタート
方針も決まった所で、早速内政を始めてゆく。
まずは国家方針。
徴兵バフは絶対取りたいのだが、中道の場合取得に国際緊張度15%の制限がかけられている。
しばらく中立を維持する弊害と言えるが、政治体制を変える必要が無い分その時間を他の国家方針に使えるメリットがある。
ということでまずは政治力が貰える国家方針を取って経済法を部分動員に変え、その後しばらくは工業ツリーを進めることとする。
建設はひとまず民需全振り。史実で北欧諸国が戦争に巻き込まれるのが1939年末以降であるので、そこから逆算して37年一杯までは民需全振りで、38年ごろから順次軍需建設に切り替える方針で進める。
研究はいつもの3点セット+航空系技術をひとまず研究。セオリー通り工業系を優先しつつ、空いた枠で陸空軍を優先的に研究する。
余裕があったら駆逐艦や潜水艦の研究もしておきたい所だ。
生産は小銃と野戦砲、支援装備、対空砲をセット。
造船の方は初期でセットされてる潜水艦を完成させ、その後は駆逐艦と輸送船をひたすら建造する。
序盤の世界の動き
内政中は基本暇なので、世界の動きを見て行こう。
36年2月25日 スペイン内戦勃発 序盤の一大イベント、スペイン内戦が発生。中立主義の我々に介入という選択肢は無いため、傍観に徹する。
36年3月11日 ラインラント進駐 ヴェルサイユ条約で非武装地帯と定められたラインラント一帯にドイツが軍を進駐させた。
英仏の対応は黙認であり、この対応がヒトラーに付け入る隙を与えたとも言われる。
36年4月15日 Winer Wors独自の政権交代イベント。
Hoi2でいう所の「夏政府」イベントだろう。数か月の間与党が民主主義となる。
ゲーム的には期間限定とは言え消費財を-5%してくれるのはありがたい。
36年5月21日 ロンドン海軍軍縮条約関連のイベント。
この世界では我々も海軍列強国として認められているようだ。
36年7月14日 エチオピアが降伏。
Hoi4では時報として名高いエチオピア降伏イベントだが、今回は良く粘った方だろう。
36年12月16日 防共協定イベント。
直接共産主義の脅威に晒されている主要国ということで、ドイツが我々にも声をかけて来た。
中立政策的には拒否が正解なのだが、独ソによる挟撃などという悪夢は何としても阻止したい。
共産主義の拡散を食い止めるという考え自体には共感できるということもあり、ここは調印しておいた。
37年7月19日 盧溝橋事件発生。
緊張が増していた日中が、偶発的な衝突から遂に全面戦争に発展。
この世界の日本はアジアの覇権を握れるのだろうか。
38年2月9日 スペイン内戦終結。
今回は何と共和派が勝利した。敵にならなければそれで良いのだが、果たして…
38年2月9日 アンシュルス。
同日、オーストリアが国民投票に基づきドイツに統合された。
オーストリアの市民は歓迎しているようだが、本当にこれで良かったのだろうか…
ハプスブルク帝国が健在であれば…
38年9月8日 ミュンヘン会談。
英仏がチェコのズデーテンラントを犠牲に戦争を回避。
チェンバレンは平和が守られたと上機嫌な様子だったそうだが、ヒトラーが約束を守るとは思えない。
※スクショは取り忘れた
39年4月5日 チェコスロヴァキアにドイツ軍が進駐。同国は事実上消滅した。
案の定と言うべきだろうか。
ミュンヘンで約束されたはずの平和は、わずか半年で崩壊した。
39年8月25日 ドイツがポーランドに侵攻。
これに呼応して英仏が対独参戦したことで、遂に第二次世界大戦が勃発した。
大戦が始まった所で今回はここまでとしよう。
次回からは遂に北欧同盟も参戦する予定だ。
次回「カレリア」
強国に頼ることは、強国に逆らうのと同じぐらい危険な行いである。